「か」から始まる小さなお話*

<叶っているとする。>

叶っているとして、
じぶんの人生を、あるいは世界を、
(あらためて)眺めてみるのはいいものです。
そこには思わぬ発見が、
隠れた事実があるものなのです。

叶っているとして、
じぶんが過去に打ち立てた目標を、
あるいは願望を、確認するのはいいものです。
いやいや叶っていないよと、
そう思っていた目標が、はたまた願望が、
思わぬカタチで人知れず、
あなたさえ気づかぬところで、状態で、
実現していることは多いものなのです。

人生に、あなたが夢や目標を掲げたとして、
そのときから(いっけん)充分な時間を
経たのにもかかわらず、
それが実現していない場合には、
その夢や目標を持つ前と、
今とを左右に並べて、
間違い探しのように見てみましょう。
なにか変化があるはずです。
その変化(違い)が実は、
あなたの掲げた夢や目標の
あなたさえ気づいていない
叶ったすがたであることは、
不思議ではなくよくあることなのです。

疑い深いあなただとしても、
一度遊びのようにやってみるのはいいものです。
ぜんぶぜんぶ、叶っているとしたならば、
どの夢が、どの目標が、
なにとして、どうカタチを変えて、
じぶんの人生に、あるいは世界に、
現れているのだろうか、と。

はじめはその絶妙な化け具合を見抜けずに、
そんなものはないといいたくなるものですが、
案外ね、たくさんたくさんあるものです。
「もしわかるとすれば、」
そういって、人生にやさしく訊いてみましょう。
そこにまた、おもしろい世界が待っています。

イデトモタカ(2012年5月20日)