「る」から始まる小さなお話*

<類は友を呼ぶ。>

類は友を呼ぶ、というのは、
ぼくは本当だと思っています。
ふだん、もそうなのですが、
どちらかといえば、タイミングにおいて、
このことばはとても大切な教えだと思っています。

人とは、いつ出会うか、ということも、
実は大事で、そのことを思い返すのに、
この諺は役に立ちます。

類は友を呼ぶ、ということばの意味は、
気の合った者や似通った者は自然に寄り集まる、
ということです。
つまり、ぼくが、あなたが、
どういう「引力」を発揮しているのか、
ということになると思うのです。

じぶんがすごく優しい気もちのときは、
そういう人、おなじような人を引き寄せます(きっと)。
だれかを騙してやろう、じぶんだけ得をしてやろう、
と、そういうことを考えているときは、
そういう人、おなじような人を引き寄せます(きっと)。

ふだん一緒にいる人でも、とても居心地のいい人でも、
じぶんの気もちがいつもとちがったり、
あいての気もちがいつもとちがったりするときには、
居心地がわるくて、一緒にいたくないと思うはずです。
自然と、遠ざかったりするものです。

だから、つねに、じぶんはいまどういう感じなのか。
どういう人を引き寄せる状態なのか、
ということに注意を払うのは、大切なことだと思います。

こころがとてもいい状態のときに出会う人とは、
とてもいいお付き合いができることが多いです。
こころがあまりよくない状態のときに出会う人とは、
一見よさそうな展開ができそうに思えるけれど、
結果としてやはりそのときのじぶんと同じように、
ネガティブな関係や結果になることが多いです。

類は友を呼ぶ。
いま隣にいるその人も、
きょう出会ったあの人も、
じぶんが呼んだ人なんだなぁ。

人生は人間関係だと思います。
だからこそ、いいこころを保ちましょうね。

イデトモタカ(2011年10月1日)