<雨トカニモ負ケズ。>

一国の首相や大臣が、
ことばのつかい方ひとつ、選んだ単語一個で
その生命が失われる時代でございます。
小さなミスも、ささいなつぶやきも、
揚げ足取りの負の資源として蓄積されます。
そのせいか、関係ないのか、
ぼくもなんだか、断定的なものいいが、
下手だなーと思います。
その曖昧さが、ぼくの特徴なのかもしれないですが、
やはり、きわめて苦手だなぁと思います。

「雨にも負けず、
風にも負けず、」
という名文句も、きっといまのぼくなら、
「雨とかにも負けず、
風とかにも負けず、」
なんて、書いちゃうんだろうなぁと想像して、
ちょっと苦笑いなんてしてみます。

明らかに、ことばの重みというかね、
ことばの使用対効果のようなものが、
割に合わないというか、
危険になってきております。
そりゃぁ政治家のおじちゃんたちも、
無難なこというわさぁ。

「雨とかにも負けず、
風とかにも負けず、」
・・・・「とか」って、なに、でございます。
でもきっと、そうなんだなぁ。

いまの世界で、ものごとを断定的にいう人は、
かっこよくて、きけんで、でも、いいです。
(これもまた、曖昧な表現で)。

イデトモタカ(2011年7月4日)