<達成しなくても。>

さいきんあらためて、
「目標を掲げる」というのは、
大切なことだなぁと思うのです。
正直ぼくは、あまり目標を掲げずに
これまで生きてきて、
ここまでテクテク来ました。
稀にヘタなりに目標を立てたとしても、
それをスケジュールに落とし込む、
ということはたいそう苦手なのでした。

けれど今年、あるお師匠さんに、
「目標は達成しなくてもいいんだよ。
目標を立てたことによって、
毎日の行動に変化が起きたなら、
その時点で大成功なんだ。」
というようなことばをいただいて、
ずいぶんとぼくの気もちと、
目標に対するアレルギーはやわらぎました。

よくよく考えてみると、
ぼくが目標を立てなかった理由というのは、
じぶんの「無価値観」に直面するのを
こわがって避けていたのでした。

また達成できなかった。
スケジュールがもう、くるっちゃってる。
そういう気もちになるのが嫌で、
そういうじぶんを見るのが嫌で、
いつからかぼくは目標そのものを、
「嫌いなもの」として、
ネガティブなものとして人生から追い出してました。

でも、です。
達成しなくてもいいと思ったら、
とたんに「目標」がほしくなってきました。
つづかなくてもね、いいんです。
達成されなくても、まぁ、それはそれです。
重要なのは、人生を、じぶんを、
もっとよくしたいという気もちで、
それに対してポジティブな行動を起こすこと
なのだと思うのです。

さらにいうと、
ダイエットでも、英語の習得でも、早起きでも、
そういう目標を立てて、
ぜんぜんうまくいかなかったとしても、
それは「あなた」がわるいのではなく、
おそらくね、「仕組み」がわるいのです。

だからね、そういうときは、
どうしてわたしはこうダメなんだー。
って思うのではなくね、
どうしたらわたしでも起きられるような
ハッピーな仕組みがつくれるだろうっ?
と、ゲームみたいに考えるようにしてみると、
痛くないしね、たのしいですよ。
そしてほんとにさ、そうだとぼくは思うのです。

イデトモタカ(2011年12月19日)