<匂いの好き、嫌い。>

好きな人って、いい匂いがしませんか?
ぼくはね、好きな人って
いい匂いがするなぁと思うのです。
匂いも、好きだなぁなのです。
意識して考えたことはなかったのですが、
昨日、この匂いに関して
とてもおもしろい話を聞きました。

女の子にとって、お父さんって、
悲しいかなあまりいい匂いではないそうです。
いい匂いだとは感じないそうです。
あるいはお母さんにとって、
年頃の息子さんの匂いは、
とてもいい匂いだとは思えないそうです。
けれどそれには理由があって、
実は、端的にいうと、
「好きにならないため」なのだそうです。

男女の関係において、
いい匂いと感じる相手というのは、
統計的にじぶんと遺伝子が遠い相手なのだとか。
つまり、より強い子ども(子孫)をつくれる相手、
ということになるのだそうです。
逆に、じぶんと遺伝子の近い相手のことは、
いい匂いに思えないのだそうです。
本能的に避けるようにできているのだと。

だから、じぶんのお父さんを、子どもを、
好きにならないように、恋に落ちないように、
苦手な匂いだと感じるようになっているのだそうです。

好きな人のことを、いい匂いに思うのは、
感じるのは、それは(遺伝子的に)お似合い、
ということになるようです。
これは、興味深いお話だなぁと思います。
恋に落ちるまえに、ぼくらは相手の匂いを嗅いでいる、
そう考えると、好き嫌いというのは、
実に動物的なものだなぁと感じます。
「好き」は理性じゃないもんねぇ、なんてね。

イデトモタカ(2012年3月3日)