<信じられないからと。>

じぶんが信じられないからといって、
それを嘘だと決めるのは、
やめようと思います。

だれと比べるでもなく、
少し劣等感を抱いていた声を
「好き」といってくれたことを、
じぶんが信じられないからといって、
嘘だと決めるのはやめようと思います。

正直思ったことをただ、
深く考えもせずに放った台詞だったのに、
「あのことばで人生が変わりました」
といわれたことを、
じぶんが信じられないからといって、
嘘だと決めるのはやめようと思います。

ろくでもないこんなじぶんに、
「ずっと一緒にいれたらいいね」と
素直な目で願ってくれたことを、
じぶんが信じられないからといって、
それを嘘だと決めるのは、
やめようと思います。

じぶんの知っている世界だけで、
モノゴトを決めつけるのを、
あきらめようと思います。
じぶんの知ってる世界など、
ほんとに、ほんとに、
わずかなのだということを、
受けいれようと思います。

いいことも、わるいことも、
うれしいことも、うれしくないことも、
この世界にはまだまだいっぱい、
信じられないようなことが、
あるのだ。

それで、いいのだ。

イデトモタカ(2012年4月15日)