<目標と期待の狭間。>

目標をもつことは、いいことだ。
と、よくいわれます。
そしてぼくも、そうだと思います。
目標をもつことは、うん、いいことだ。

目標をもつと、
「変える」ということが
たのしくなります。
ぼくら人は「変える」ということが、
あまり得意ではないし、
あまり好きではないものです。

民族的なものからなのか、
動物的なものからなのか、
「変化」は「こわいこと」だと
思ってしまうところがあります。

けれど、目標をもつと、
「変える」ということが、
たのしみになります。
変える恐怖に、
近づく(叶う)よろこびが勝つのです。
さかさまのことをいえば、
変える恐怖に、
近づく(叶う)よろこびが
負けてしまうのであれば、
もとよりその目標は成就しないのでした。

そういう意味では
いまのまま生活を変えなくても
自然と叶ってしまうレベルの目標は、
目標としては少し低いような気がします。
目標の価値は、いまの生活が
もっとよい方向に変わる、
ということにあると思っているからです。

最後に、
目標を持つと、人は積極的で、
ポジティブになるものですが、
もし、
あなたが目標をもったのに、
逆に不安になったり、ストレスを感じたり、
そういうネガティブな状態にこころがなるなら、
それは「目標」としていたものが、
いつの間にか「期待」に変ってしまっている、
ということになります。
そのあたりだけ、注意です。

イデトモタカ(2012年5月29日)