<孤独克服訓練。>

じぶんと向き合わないと、
人はどんどん孤独になる。

幸福というものは、
ある決まった状態を指すのではなく、
本人のものの見方によるものだ。
あるいは孤独にしても、
そうなのではないかしらん。

孤独の方が、
やや状態や環境に依存する割合が
大きいようにも思われるけれど、
実際にはそこに孤独を感じるじぶんが、
じぶんを孤独だと認めるじぶんが、
いるだけなのではなかろうか。

人は人と比較して、
どんどん孤独になっていく。
孤独ではなかった人が、
あの人やこの人とじぶんを比べ始めると、
途端に孤独になっていく。
昨日までの環境とは変わらぬままに。

じぶんと向き合わないと、
人はどんどん孤独になる。

ライフスタイルを礎に、
コミュニティやグループが組織される時代だ。
価値観や美意識を基準に、
生活や活動を共にする世界だ。

じぶんはなにであり、なにでないのか。
じぶんはなにが好きで、なにが好きでないのか。
なんのために生まれて、なにをして生きるのか。
人と向き合うまえに、まずじぶんと向き合う。
そしてそういった面倒くさいものごとに
決着をつけていく。

いま結論が出なくてもいい。
ただじぶんと向き合う習慣をつけるだけでいい。
それがすなわち、人生の、
孤独を克服する訓練なのだ。

イデトモタカ(2012年7月6日)