<繰り返す失敗に潜むもの。>

人はなぜ同じ失敗を繰り返すのか。
ぼくはよく同じ失敗をします。
じぶんでもバカじゃないかと思うのですが、
でもよくやってしまいます。
それはどうしてなのだろうかと
あらためて考えてみた結果、
二つの怪しい要素が見つかりました。

一つ目は「優れている幻想」です。
今度は違う、オレは違う、
そう思っていることが、そもそもの原因です。
以前に失敗したことなのに、
あるいはみんなが失敗することなのに、
今度は違う、オレは違うと、
じぶんに対して優れている幻想を抱き、
同じ行動をして違う結果を求めることで、
やっぱり失敗してしまうのでした。

自己有能感とでもいうのかしらん。
自信があることは悪いことではないですが、
根拠がないのに「できる」と思うのことは、
それも以前に失敗して、みんなが失敗しているのに、
じぶんだけは違うと盲目的に思うことは、
いいことだとはいえません。

本人としては、いやいや、違うのだ、
前回と今回では「気持ち(心持ち)」は違うのさ、
といったところで、実際には前もその前も、
そう思っていたはずですから、
つまり気持ちも変わってないものです。

もう一つの怪しい要素とは、
現実に対する見積りが甘いということです。
それは「事実を尊重していない」ともいえそうです。
こうすると、こうなる。
こうなると、ああなる。
科学的であろうがなかろうが、
そういう自動的なプログラミングというのか、
習慣というのか、事実をそれぞれ持っています。
それはやはり、尊重した方がいいと思います。
変える努力も宜しいですが、
まずはその事実を尊重することが
先なのだと思われるのです。
それを無視するから、同じ失敗をするわけでね。

ということで、結論としましては、
「今回は違う、オレは違う」という気持ちは、
なんの根拠にもならないぜ、と。
違う結果を望むのなら「気持ち以外の部分」で
違うもの、行動を取り入れなければ失敗必至です。

そして「じぶんの事実集めをしよう」と。
事実をたくさん集めて、それを尊重し、
そしてそこから事実を元に原則をつくりましょうです。
そうやって、失敗を繰り返さないというよりかは、
じぶんの成功する型をしっかり見つけることで、
結果として失敗する機会を減らすのがよさそうです。
またわかったことがあったらご報告いたします。

イデトモタカ(2013年11月4日)