<遅くはない決断。>

人のことはわからない。
会ったばかりでは、どんな人なのか
どんな性格なのか、どんな癖があるのか
どんなことを考えているのかは、わからない。

だからといってはじめから
じぶんでじぶんのことを守るため
騙されないぞ、足をすくわれないぞと
防御線を引いてしまっていたら
大きなチャンスを逃してしまうことになる。

信じて、信じて、信じたあとに
騙されてしまった、では遅いかもしれないけれど
疑って、疑って、疑ったあとではもう
信じても深い関係を築くことは難しいかもしれない。

人のことはわからない。
だからはじめて会った人に対しては
防御線を引いて接することが
賢いことのように思えたりもするけれど
でもほんとうは、まずは信じて、まずは腹を割って
それから、その後の言動から
より近づいていくのか、防御線を引くのかを決めても
きっと遅すぎはしないのだ。

信じて、信じて、信じたあとに
騙されてしまってはいけないけれど
信じて、信じて、騙される前に
まだ信じるのか、防御線を引くのかを
決めても遅くはないという生きかたができたなら
可能性はずっと広がっていく。

一生涯のともだちも、共に壁をこえる相棒も
永遠のパートナーも、価値観を変える師匠も
はじめて会うときは、当然知らない人なのだ。
どんな性格なのか、どんな癖があるのか
どんなことを考えているのかは、わからない。

だからこそむしろ、はじめから
あけっぴろげに、腹を割って付き合ってみる。
防御線を引くのは、それからだって遅くない。

すべては人が運んでくる。
出会いの大切さを、大切に。

イデトモタカ(2014年1月16日)