<経由の原則。>

約束には、大きいも小さいもない。
守られたから、破られたか。
そのどちらかしか存在しない。
つまり、自分を大切に
してくれているか、いないか。
尊重してこそ尊重される、鏡のような世界。

自分を尊重するように、相手を尊重する。
相手を尊重することが、自分を尊重する。

自分で、自分を、思いやることはできても、
自分で、相手が、自分を、思いやるように
仕向けることはできない。
相手からの思いやりがほしいのなら、
自分が相手に対してそのように
振る舞うことしかできることはない。
その結果、もしかすれば、
相手が、自分を、思いやる現実が
得られるかもしれない。
それが、自分にできることの精一杯。

つまり、本当に欲しいものは
「なにか」を経由して手に入る。

もし愛が欲しいなら、
愛されることがほしいなら、
自分で、自分を、どれだけ愛しても
おそらくそれは満たされない。
かといって、誰かが、自分を愛するように
コントロールすることも、できない。

自分が欲しい愛と同じ愛を、
同じく欲しがっている誰かに与えることで、
ようやく、自分もそれを、
手に入れられる可能性が手に入る。
三角形のように、別の一点を経由してから
自分の元にやってくる。

お金にしても、そうだ。
自分がどれだけお金が欲しいと祈っても、
目の前の無から突然お金が現れることは
期待できない。
やはり「なにか」を経由して手に入る。
それが「なにか」を見極めなければならない。

富でも、名声でも、友情でも、健康でも、
直接ではなく「なにか」を経由して手に入る。

もっと、もっと、経由させよう。
そして、経由をたのしもう。
なぜなら幸福も、思いもよらない「なにか」を
経由してあなたの元にやってくるのだから。

イデトモタカ(2014年8月13日)