<できること。>

準備して機を待つ。
それしか「できること」がないときは
それをするだけでいいと思うしかないのです。
他にもっとできることがあるのなら
それをすればいいわけですが
他にじぶんの方から働きかけて
影響を及ぼすことができないという場合には
いつでもいいように準備をして
待つだけができることなのです。

どれだけ朝日が昇るのを願っても
まだ夜の十時なら
できることは待つことだけです。
朝日が昇ったらこうするんだと
決めていることがあるのなら
それが最高のかたちで実現できるように
準備をして待つことだけができることです。

仮にあなたが受験生で既に試験をやり終え
合格にせよ不合格にせよ
通知を待っている期間なら
できることはもうありません。
これからその結果について働きかけられることは
なにもありません。
ただもしなにか「できること」があるとすれば
合格したときに最高のかたちで学生生活が送れるように
考える実行することかもしれません。

あるいはいつかこういう夢を叶えたいと
願いながらもふつうの生活を送っているのなら
できることはいつ来るかわからないチャンスを
絶対に逃さないために
ひたすら基礎練習や必要と思われる学習を
誰に見せるでもなくやり続けることだけが
いま「できること」かもしれません。

夜に太陽を昇らせることも
合否通知を今すぐもらうことも
実力を発揮する機会を得ることも
じぶんの思いどおりとはなりません。
だからいま何をすればいいのかわからなくなります。

準備して機を待つ。
それしか「できること」がないときは
それをするだけでいいと思うしかないのです。
そしてそれをすることだけが
扉を開く鍵になるはずです。

イデトモタカ(2014年9月4日)