<冬がくる。>

秋なのか、なんなのか、
よくわからないうちに朝晩寒くなっていき、
ああ、もう冬かなんて言うんでしょうね。

まだまだ若者の範疇ですから、
なにもなければこの冬も、
ぼくは生きて迎えるのでしょう。
そして次の春に出会うのでしょう。

あなたにしたってそうなはずです。
どれだけいまが大変でも、
切迫した問題を抱えていても、
悩んで悩んで苦しいと思っていても、
それでも生きて冬を、次の春を迎えるでしょう。

ある人が言いました。
「借金一億円背負ったって、
 毎月一万円ずつ返せばいいのよ」
そうはいかないだろうと決めつけているのは、
ぼくらの勝手な常識です。
正解ではないのです。
実際、そういう人もいるそうですしね。

あなたは思うかもしれません。
生きていくのは楽じゃない。
いまは良くても、この先何年、何十年と経ったとき、
じぶんがどうなっているのか不安になる。
誰しもそういう不幸を抱えているものです。

それでも、もうじき冬が来ます。
冬が過ぎたら、春がきます。
あなたも、ぼくも生きている限り、
そうやって四季のめぐりのなかにいつづけます。

大丈夫です。
根拠はないですが、大丈夫です。
明るい方向を見つづけましょう。

イデトモタカ(2015年10月04日)