<おやすみ。>

一日だけなら、できそうな気がする。
一日だけなら、耐えられそうに思う。

ポジティブではないかもしれないけれど、
そうやって「一日」を積み上げていき、
人生ができあがっていく。

一日くらい、いいだろう。
一日くらい、問題ないさ。

そういう「一日」を繰り返していけば、
無論それが人生になる。

生まれに差はある。
容姿に差はある。
両親にも差はあるし、
家庭の事情や経済状況にも差はある。
でも、絶望的なまでの、大差はない。

はじめの十年は差の影響を受けるだろう。
次の十年も影響は少し残るだろう。
でもその次の十年には自由がみえる。
さらにその次の十年はもっと自由だ。

自由はあなたがどんな一日を、
今日は、今日こそは、と積み上げていったのか、
楽しんで、歓んで、過してきたのか。
そういうものでできている。

明日も、なんてことはない一日だ。
一生のうちのたった二十四時間だ。
でもそれが「ぜんぶ」なのだ。
人生なのだ。

イデトモタカ(2016年5月27日)