<馬鹿は酸欠。>

人はたまにとんでもなく
馬鹿なことをする。
どんなに立派だと言われている人でも、
地位や名誉のある人でも、
信じられないような馬鹿を
してしまうことがあるのが人間。

でもだからといって
いつでもどこでもするわけじゃない。
魔が差すことはあるとはいえ、
突然雷にうたれたように
しでかすわけでもない。
ごく限定的な場面でしでかす。

一番多いと思われるのが、
酔っ払っているときだ。
酒をのみ、アルコールが入っているとき。
人は馬鹿なことをしやすい。
その他にも、異常に昂奮しているときや、
抱えきれないようなプレッシャー、
ストレスにさらされているとき。
人は馬鹿なことをしかねない。

酒、昂奮、プレッシャー、ストレス。
共通点はどこにあるのかというと、
ぼくが思うに「酸欠」だ。
脳に必要十分な酸素が行き渡ってないがための、
愚行ではなかろうか。

理性の崩壊だとか、抑えきれない感情だとか、
突発的な衝動だとか、言われるけれど、
自分自身を観察した結果としては
どうにも「酸欠」の問題に思えるのだ。

ふつうならしない馬鹿なことを、
するというのは「ふつうの考え」すら
できていない脳がまわっていないということだ。
脳がきちんと働かない理由はなにか。
働くために必要な分だけの燃料(材料)が
不足しているからだろう。
そしてそれは酸素ではないか。

酒、昂奮、プレッシャー、ストレス。
どの場面でも、冷静に呼吸を感じると、
いつだってとても浅い。
頭もぼおっとしている。
だから馬鹿なことをする。

しっかり吐こう。
そして吸おう。
それだけで、馬鹿はずいぶんと治る(はず)。

馬鹿なことを防ぐ一番の薬は深呼吸だと思う。

イデトモタカ(2016年8月21日)