<あなたのことなんて。>

ぼくは、はじめてこの話(事実)を聞いたときに
信じられないほどの衝撃を受けました。
19か20歳のときだったと記憶しています。
そしてその瞬間から、ぼくの人生は、
大げさでなく、がらっと変わったような気がします。
単刀直入にいいましょう。
そのびっくり(がっかり)する事実とは、


あなたのことなんて、誰も気にしてない。


ということなのでした。
つまり、ぼくのことなんて、誰も気にしてない。
そういうことを、逆のいいかたをすれば、
ぼくは知らなかったのでした。
知らずに生きてきた結果、さまざまな、
それこそしなくていい心配ばかりして、
もったいなく過してきていたことを
そのときはじめて知ったのでした。

ぼくは学生の頃、ストリートダンスをしていました。
少し上手になったころからは、
大会やイベントにも参加するようになりました。

あるとき、後輩にあたる子に、
「きみもそろそろ大会に出てみたら?」
といいました。
するとその子は、トンデモナイといった顔で、
「まだ早いです」といいました。

その子にしても、他の子にしても、
ぼくが同じように大会やイベントの話をすると、
きまって「まだ早いです」や「恥ずかしいです」や、
「もう少し上手になってから」という答えが返ってきました。

これは一見、当たり前の返事のようでいて、
実はものすごい思い込み抱えていることがわかります。
彼らには無意識のなかで「下手=恥ずかしい(笑われる)」
という図式があるのだと思うのです。
けれど、もし、彼らが、あなたが、
一生懸命がんばっているけれど、
まだ上手くない人を見たら、笑うの?
と訊けば、そんなわけないと思うのです。
笑うわけ、ないですよね、もちろん。

もう少しきついいいかたをすれば、
そこまで気にしてないですよね。
あんまり、ちゃんと見てないと思うのです、実際。
みんな、じぶんのことで手いっぱいでh,
ぼくが、あなたが、想像しているほど、恐れているほど、
ぼくや、あなたのことなんて、考えてません。

例えば、大失敗をして、みんなにものすごく笑われても、
その日お風呂に入って夕食を食べるころには、
そのことなんて、みんなもう考えてないし、
きっと、忘れたことさえ、忘れています。
引きずっているのは、じぶんだけ、なんですよね。
みなさん、じぶんに必死、ですからね。

どんどん、挑戦しましょう。
どんどん、失敗しましょう。
恥ずかしい思いをしても、笑われるような経験をしても、
あなたのことなんて、誰も気にしてないですから。
遠慮することはないです。

あなたのことなんて、誰も気にしてない。
このことばは、ぼくをとてもポジティブにしてくれました。
じぶんの生きたいように、生きちゃいましょう。
人の目なんて、気にしなくていいです。
人の目よりも、大切なのは、あなたの人生ですからね。
やりたいこと、やったもん勝ちですぜっ。

イデトモタカ(2009年05月22日)