<さなぎのじかん。>

蝶は一生にいちどしか
さなぎにはならないけれど、
人は一生のうちになんどもなんども、
さなぎの期間があるのだと思います。

いままでの方法がつうようしなくなって、
うまくいかなくなって、あたまうちになって、
そんなときって、実は、
また「さなぎ」になってるんじゃないかなぁ。
だからうごけなくて窮屈で、
だからもがいてももがいても実らなくて。
でも、蝶になったとたん、
背中のカラをやぶったとたん、
ぱっと世界の色がかわって、
新しい世界とこんにちはする、
そんなすてきな出来事が、
人にはなんどもなんども来ると思うんですね。

さなぎの期間はつらいです。
窮屈で、動きづらくて、精一杯で、
いっぱいいっぱいなのに、みのらなくて。
でもね、安心してください。
そんなときは、ほんとにつらいだろうけれど、
あなたがまた新しい、
前よりも、もっときれいな蝶になるための、
「さなぎ」になった証拠なんですからね。

予兆としては、
これまでの方法では、
もうどうにうまくいかなくなった。
これまでの価値観では、
もうどうにもこれ以上すすめなくなった。
つまり、あなたの「これまで」に対して
「限界」がおとづれたときが、
あなたが「さなぎ」になるときです。
新しい世界にこんにちはするためには、
新しいあなたじゃなきゃ、だめですからね。
その扉は、これまでの方法じゃ、価値観じゃ、
開かんのです。

さなぎのみなさん、
あなたを縛っているカラが、
「これまでのあなた」の蓄積(結晶)です。
景気よく、パリっとやぶって飛んできましょう。

イデトモタカ(2011年2月10日)