<スキマ時間の罠。>

時間を大切にしよう!
時間を有効に使おう!
むだな時間の使い方をしている人はダメだ。
その5分であれもこれもできるのに、
モッタイナイ!

・・・・。

現代人にとって、
「時間を有効に使う」ことが、
ある種のテーマというか、もう少し強くいうと
「そうしないとイケナイ」ような
強迫観念になっている気がします。
そのために、これまで音楽を聴いていたり、
ぼーっとしていた、
ほんのわずかな「スキマ時間」をねらって、
いろんなサービスで勧誘してきます。
なんにもしていないなんてモッタイナイ!と、
そのスキマで英語を勉強しようとか、
最新の情報を入手しようとか、
ちょっと息抜きにゲームでもしようとか、
為替をチェックしようとか、
ともだちの近況を知ろうとか・・・・。

まったくもって、そういうものは、
便利なのだと思います。
そして、時間を大切にすることも、
時間を有効に使うことも、
とってもいいことだと思います。
ただ、「スキマ時間でできること」がどんどん増えて、
どんどんどんどん生活に入り込んできて、
大切な「まとまった時間」にまで、
手を出しているんじゃなかろうか。
だとしたら、それは、違うんじゃないの?
と、思ったんですね。

「スキマ時間」と違って、
「まとまった時間」はなかなかつくれないものです。
なのに、せっかくのまとまった時間も、
「手軽だ」という理由で、
いくつかの「スキマ時間用のこと」で
埋まってしまっていってるんじゃないかしらん。
最近のじぶんの生活をみていると、
なんだかそんな気がして、
とってもまずいなぁと思いました。

ぼくは自宅の郵便受けは、一日に一回しか確認しないけど、
あんがいそれで、充分だったりするんですよね。

イデトモタカ(2011年4月23日)