<ストレスの正体。>

ストレスって、エネルギーだと思うのです。
どこかへ向けられるはずだったエネルギーが、
行き場を失って戻ってきたもの、
それが実はストレスなのではないかしらん。
つまり、「余ってしまった気もち」ということです。

たとえば会話中、まだいいたいことがあったのに、
途中で「わかったから、もういいよ」と
遮られてしまったとします。
このとき、ことばにして、口に出したかった気もちが、
出番をなくして手元に余ってしまいます。
これが、ストレスへとカタチを変えるのではなかろうか。

たとえば、やる気満々で出した企画が否定されて、
ボツになってしまった(実現しなかった)とします。
この場合には、その企画を「やろう!」という気もちが、
行き場を失って、ぶつける対象がなく戻ってきてしまいます。
これが、ストレスへとカタチを変えるのではなかろうか。

よく「思いどおりにいかない」ことが、
ストレスの原因だといいます。
でも実は、思いどおりにいかないことではなくて、
思いどおりにいったときに使おうと思っていたエネルギーが
行き場を失って余ったことが、問題なのではないかしらん。
運動や好きなことをするのがストレスの解消になるのは、
その余分なエネルギーを消費できるから、ではないのかな。

だから、ストレスという余ったエネルギーを、
別のなにかをするためのエネルギーへとじょうずに変換させて、
偉業を成し遂げてしまう人もいらっしゃるわけでして。

みんながもっと、全力を尽くせたらいいのにね。
エネルギーを余らせないように、うまく生きていきたいです。

イデトモタカ(2011年5月13日)