<最初のともだち。>

きのうの夜は、
久しぶりにあちこちへ手紙を書きました。
そこでふと、「最初のともだち」という
なんだか目新しいフレーズを思いつきました。

そういえば、だれにだって、
「最初のともだち」がいるんですよね。
みんな覚えているものなのかな、その相手を。
ぼくの最初のともだちは、
おなじマンションの女の子でした。
悲しいけれど、彼女が9才のときに
事故で亡くなっちゃったんですけどね。
だからぼくには、
その後にできたともだちしかいないけれど、
みんなはまだ、最初のともだちと、
ともだちとして仲良くやってるのかなぁ。
仲良くとはいわないまでも、
それなりに思い出しあったりしながら、
生きているものなのかなぁ。
想像することしかできないけれど、
もしそうだと、なんだかいいなぁと思います。
でもきっと、そういうことは、
あまりないんだろうなぁとも、わかります。

これはなかなか興味深いところで、
もしかしたら、ぼくが知らないだけで、
ぼくがだれかの最初のともだちってことも、
あり得るんですよね。
そうだとしたら、やっぱり、
ぼくはその人のことを、
よくは覚えていないということになります。
もしかしたら、って相手は、いるけどね。

いま、じぶんを支えてくれている、
世界に彩りをあたえて、豊かにしてくれている、
すべての人間関係が、
「最初のともだち」から始まっていると思ったら、
なんだか感慨深いものがありますね。

この人生という作品を紡いでる、
タテの糸はあなた、ヨコの糸はわたし、
なのであります。

イデトモタカ(2011年6月1日)