ESSAY

2021-10-24

近況報告でも。

お久しぶりですね。こんな挨拶をすることなんて、「カシミア」ではそうそうありませんでしたが、いやあ、一ヶ月近く経ってしまいましたね。少しばかり、近況報告でもしましょうか。

今年は8月、9月がばたばたとしていて、ピークを過ぎた今はのんびりしています。仕事なんてね、ほとんどやっちゃいませんよ。昔のぼくなら、そんな自分を許せなかった気がします。でも、今は違います。成長したのです。一週間や一ヶ月ではなく、一年やそれより長い期間で考えられるようになったということ。

少しくらいのんびりしたっていいだろうと思っているところに、ちょうど本の話に進展がありました。具体的なことはもう少し後にならないとお伝えできないのですが、来春頃には、なにかしらまとまって読んでいただけるものがリリースされる予定です。

十年以上前、いつかエッセイを出版したいな、エッセイストになりたいなと思っていたのですが、どこの誰だかわからない人のエッセイはなかなか出ませんでした。そうこうしているうちに、ぼくも「びじねす」が面白くなってきて、頭も(指も)感覚的なことから、情報的というのか、論理的というのか、役に立つことを考えるようになりました。

いいとかわるいとかじゃないですが、昔からの「カシミア」の読者の方からすると、つまらなくなったかもしれません。「びじねす」の話よりもっと、星がどうだの、恋がどうだの、そういう話をしろよと思われるかもしれません。でもぼくのなかでは、根底にある「色」というのか「匂い」というのか、そういうものは変わっていないつもりです。

ぼくはこれからも変わっていきます。これは仕方のないことです。どうかそれを残念だと思わずに、面白がって一緒に楽しんでくれたらうれしいです。そんな景色も見せてくれるのかと驚くような、そんな書き手(人間)でありつづけますから。

では、また書きます。
やっぱり書くのはたのしいなあ。

イデトモタカ