独りでネズミを狩るな、4人でマンモスを狩れ。

フリーランスで「超」成果を上げる プロジェクトワーカーとしての働き方

現時点で僕がベストだと言い切れるサバイバル戦略

フリーランスで「超」成果を上げる プロジェクトワーカーとしての働き方

こうすれば一日数時間の在宅ワークで月収何十万、わたしの言うとおりにやれば誰でもすぐに稼げる……なんて甘い言葉に惑わされるな。近道はあるけどウラ道はない。いい人生を求めるのなら、それだけの対価は当然必要になる。でもそれは「一人で」賄わなくていい。チームで生きろ。頼って、頼られて、駆け抜けていけ──!

“フリーランスで生きていくための肝心要の部分、本来はその道の先輩から根性論として学ぶしかないことを論理的に説明してくれてるのが有り難かった。”

ESSAY

税務と特殊性。

2024-02-15

ここ数日、自分の会社の決算書類を準備しています。恐らく、自分で作成する決算書類としては最後になるはずです。今期からは友人に紹介してもらった税理士にお願いすることになりましたから。

税務関係書類の作成は、まあ面倒です。僕の場合は仕入れもなく、在庫もなく、車を含めた大きな設備(減価償却)の類もなく、補助金や助成金のお世話にもなっていないうえ、特別テクニカルな節税を駆使しているわけではないので、つまり、ものすごくシンプルな商売ですから、なんとか手弁当で決算書類を用意することができます。それでも、経営者の仲間には驚かれますけれど。

しかしながら、税理士という職業は、一般人からすれば非常にややこしく複雑な税務関係の処理や書類作成を日常的に行なう仕事です。「特殊知識」と呼んだりもしますが、そうしたある特定の知識や技術、経験を価値として提供しているわけです。

あらゆる専門的な職業は、多かれ少なかれそうした特性を備えています。僕にしてもこれまでずっと食事にありつけているということは、他の人からすれば(それこそ税理士が税務書類を作成するように)なにかしらの「特殊知識」を発揮しているのだと思われます。ここにどれだけ自覚的になれるのかが、おそらく問題なのでしょうけれど、古今東西、自分のことはよくわからないのが人というものです。

今は良くも悪くもあまり忙しくない時期なので(決算準備にはつきっきりですが)、自分の特殊性についてよく思考します。それは基本的に自分の「好み」とは異なるものです。「好きを仕事に」なんて世間は簡単に言いますが、そういうものではないんですね。

好きな色が必ずしも似合う色ではないように、好きな服が必ずしも似合う服ではないように、そして好きな人が、かならずしも自分を好きになるとは限らないように、個人の好みと「向こうからの選択」は異なります。合致しているように見える人がたまにいるから(そしてそういう人は目立つため)、勘違いしてしまうわけですが。

僕は自分でやろうと思ったことで、うまくいったことは正直ほとんどありません。ほんとに、ないんですよね。意外かもしれませんが、流されて生きているんです。ただ、泳ぐ力はずっと磨きつづけているつもりですけれどね。そこだけが、ちょっとがんばっていると言えるのかもしれません。

では、また書きます。
来週はほぼ一週間まるまる出張で、面倒でもあり、楽しみでもあり。

NEWS LETTER

イデトモタカの言葉の再定義

無料でぜんぶ読めるぞ

辞書は「自分用」にはできていません。辞書を引けば言葉の一般的な意味はわかります。けれど、実際に「使える道具」として、新たな価値を生み出すためには、その言葉を磨き再定義する必要があります。ここでは僕が使いやすいように解釈、咀嚼し、再定義した言葉を紹介していきます。

PRoFILE

イデトモタカ

イデ トモタカ Ide Tomotaka

コピーライター

大学在学中からビジネスを行い、一度も就職することなくコピーライターとして独立。DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)の世界に没頭し、26歳のとき広告費10万円で7億円を売り上げる。現在は大企業を中心にインターナルレターの企画・制作、教育プログラムの開発を担う。株式会社letter 代表取締役。2023年3月、ぱる出版より『フリーランスで「超」成果を上げる プロジェクトワーカーとしての働き方』を上梓。

PAPER BooK

フリーランスで「超」成果を上げる プロジェクトワーカーとしての働き方

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こうすれば一日数時間の在宅ワークで月収何十万、わたしの言うとおりにやれば誰でもすぐに稼げる……なんて甘い言葉に惑わされるな。いい人生を求めるのなら、それだけの対価は当然必要になる。でもそれは「一人で」賄わなくていい。チームで生きろ。頼って、頼られて、駆け抜けていけ──!

E-BooKS

UXから視る未来

明日から即使えるUXの「運用的定義」も行った決定版

UXから視る未来 ChatGPT、web3、環境問題。

UX専門メディア「UXジャーナル」内の注目記事のなかから、「UXから未来を視る」をテーマに厳選して収録。大幅な加筆修正を行った他、最新のテクノロジーの文系的理解とSDGsの観点を交えた書き下ろしコラムも追加されています。UXを学ぶ全ての人におすすめする一冊。

カシミア広場。2009-2012

15年の歴史に幕を下ろす、ベストエッセイ集1

カシミア広場。2009-2012

今日2022年6月11日で、ちょうど「カシミア広場。」を名乗りはじめて13年になる。わざわざこの日に合わせたわけでも、前々から待っていたわけでもない。それでも、こんな「きり」がいい日もないだろう。何度かの休みと、復活とを繰り返しながら、本当に、「カシミア広場。」を終えようと思う。

拝み系の時代 モブ化するぼくら

いつから「尊い」ことが漫画の価値になったのか

拝み系の時代 モブ化するぼくら

なぜ人々は、漫画にこれほどまで「尊さ」を求めるようになったのか。どうして、壮大な世界に心躍る大冒険や、息をするのも忘れるようなサスペンスではなく、「ああ、尊い……」と拝んでしまう作品ばかり読むようになってしまったのか。ぼくらの世界は、ぼくらは、どうなってしまったのか……。

漫画「ゴールデンカムイ」の面白さを言語化してみた

物語考察ってこうやるんだ読本

漫画「ゴールデンカムイ」の面白さを言語化してみた

「ゴールデンカムイ」の真の主人公は誰なのか? 三層構造になったミステリーとは? 本書を読み終わったあとには、なぜ「ゴールデンカムイ」は面白いのか、その理由を語れるようになっているはず。さらには、他の漫画やアニメ作品の見方も変わっているでしょう。漫画未読でも楽しめる本格考察本。

楽園

それは、見てはいけないもの

楽園

きたぞ、百年に一度のアルゴリズム・ドリーム。眠気も、犯罪も、公安も、振り切って駆け抜けろ──。イデトモタカ初のSF短編小説。

赤い糸

読み終えるまで三分、余韻が消えるまで三日

赤い糸

運命の赤い糸が実際に見える女の子の話。超短編小説。運命が見えたら、運命は狂うのか。

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