ESSAY

2021-01-26

とにかく食べる。

一昔前『カエルを食べてしまえ!』という本が、世界的ベストセラーになりました。カエルを食べるのは、ふつう嫌です(とても上手に調理された、おいしいものではないのなら)。でも、どうしてもカエルを食べなければいけないのであれば、朝一番に食べてしまったらいい。うだうだと先延ばしにしていたら、一日がずっと憂鬱で、カエルを気にして過ごさなければいけなくなるぞ、という話です。

おわかりだと思いますが、カエルとは「やらなければいけないけど、面倒なこと」の比喩。つまり、どうせやらなければいけないのなら、朝一番に取り掛かってやってしまうのが、けっきょくベストな行動だということです。ぼくもそう思います。

最新の脳科学やら行動心理学やらによると、小さなすぐにできることから始めて、それを終わらせることでリズムに乗る方がいい、なんて主張が出てきていますし、もしかすると今はそちらの方が主流なのかもしれません。でも、ぼくは『カエルを食べてしまえ!』派です。一番大事なことを一番にやる。シンプルじゃないですか。

一番大事なことに取り掛かる前に、ああだこうだ手を伸ばしたり、思考を飛ばしたりしてしまうのは、他の大事なことも大事だからではなく、逃げているだけです。考えることから。人は考えるのが嫌いですからね。どうにかして避けようとするほどに。

あなたの明日の「カエル」はなんでしょうか。ぼくの「カエル」は去年から準備している本を書き進めることです。あなたもどうぞ「カエル」と向き合ってください。そして朝一番に食べてしまってください。最高の気分で午後になりますよ。

では、また書きます。
左目が半分赤くなってます。使いすぎかしらんね。

イデトモタカ