ESSAY

2020-12-03

おっと知恵。

「おっ」とじぶんに対してうれしい驚きを覚える。そんな経験があなたにも少なからずあるでしょう。ぼくの「おっ」は、一つは「ネギをおいしい」と思ったときでした。十年以上前のことですが、あるときふとネギをおいしいと感じたのです。ぼくにとってネギは大人の食べものでしたから、そのとき「ああ、ぼくも大人になったのだな」と感心しました。

今でもときどき「おっ」と思うのは、インターネットでなにかの記事や、誰かのブログや、ウィキペディアなどを見ているときです。そのときに「あ、これは間違っているな」とわかるとき。ぼくはじぶんに少し感心します。

情報が意味のあるまとまりになったとき、知識になります。そして知識が、ただ知っているだけでなく、身についたとき、それはその人のなかで知恵になるのだと思います。インターネットの世界には、とりわけ嘘と本当が入り乱れています。ぜんぶを本当だと思っている人はいないでしょうが、見極めるのも簡単ではありません。

多くの場合、知らないことや調べたいことがあって検索をするわけですから、そもそも知恵どころか知識も情報も不足している状態です。だから、それが正しいのか間違っているのかは、どうにもわかりません。判別する方法は一つしかなく、すなわちじぶんに身についているものと比べてどうか、です。

大人になっても勉強は継続されますが、知識の必要性は下がっていくように感じています。よりいっそう知恵が重要になってきます。そして知恵は、本を読めばいい、検索すればいい、というものではありません。ではどうすれば身につくのかというと……それこそ、ぼくがお伝えすることでもないですね。きっとあなたは知っていますから。

では、また書きます。
めずらしく最近、少し時間リッチになっています。

イデトモタカ