COLUMN

2020-05-19

プロフェッショナルになる方法。

 ずばり、プロフェッショナルになる方法をお教えしましょうか。そんじょそこらのプロフェッショナルもどきではありません。正真正銘、一流のプロフェッショナルになるには、どうすればいいかです。ぼくの考えでは5つの段階にわかれています。

第1段階【実験】: ぼくは守破離ということばを愛していますし、いたるところで「守破離の「守」だけで結果は出る。だからまずは「守」を徹底しよう」と伝えています。もちろんそれはぼくの人生に賭けて真実です。けれど、食うに困らないレベルではなく、一流を目指すというのなら、先人の真似だけでは足りません。轍(わだち)のない獣道を進む必要があります。つまり、うまくいくかわからない方法、常識とは逆のやり方、そういった独自の「実験」を行わなければいけません(いえ、行わずにはいられないはずです)。

第2段階【整理】: ただ実験をしていても、周囲はプロフェッショナルとは認めてくれません。実際、あなたの力もまだそれほど大きくもなりません。実験をしたら次にやるべきことは「整理」です。厖大(ぼうだい)な実験結果をまとめあげていくのです。科学的な視点があれば、なお良いでしょう。

第3段階【教訓】: 人は経験から学ぶのではない、人は教訓から学ぶのだ。これは(たしか)ぼくの名言です。ぜひ憶えて帰りましょう。実験し、それをまとめあげたら、そこからどんな「教訓」を得るか。法則性や規則性、普遍性を探しましょう。ここで正しく得られた教訓は、机上の空論ではありません。あなたが汗水たらした「実験」と「整理」の結晶です。そこいらの頭でっかちが、おいそれと否定できるものでは、もはやありません。

第4段階【マニアック】: 先の「実験」「整理」「教訓」は、科学の世界における「仮説」「検証」「考察」に通じます。ということは、最後の「教訓(考察)」のあとには、あらたな仮説が待っていることでしょう。そうなると、また実験です。実験したら整理して、教訓を得る。この繰り返しによって、あなたには常人にはない特殊な経験と偏った知恵が蓄積されていきます。この段階が「マニアック」です。もはやあなたは一般人ではありません。

第5段階【新説】: いよいよ総仕上げ、最終段階です。晴れて「マニアック」となったあなたがすべきことはただ一つ、前例のない「新説」を唱えること。あなたが発表した「新説」に説得力があり、納得感があり、斬新さと、なにより魅力が備わっていたなら、あなたは社会から「プロフェッショナル」であると認められます。それも、お金を払うだけの価値がある職業的プロフェッショナルではなく、時代の先端、業界のトップを走る一流のプロフェッショナルとして。

 これが世界一シンプルで、どんな分野にも共通するイデトモタカ式(一流の)プロフェッショナルになる道程です。では、さあ、実験だ。

イデトモタカ