ESSAY

2011-08-27

プレゼントじょうず。

相手のほしがっているものをあげるのは、親切や思いやりですが、じぶんのあげたいものをあげるのは、それはただのエゴなんですよね。このことは、重々承知しているようで、じっさいにはまだまだ人生に落とし込めてないかったりします。ついね、あげたくなっちゃうんだよね。じぶんのあげたいものをね。

ぼくには子どもはいませんが、きっと子どもや孫や、そういう無条件に愛すべき相手ができたら、なんやらかんやら、街中でみつけては「よろびそう!」とじぶんのあげたいものを、かってにあいてのほしいものだと思い込んで買って(あげて)しまいそうです。

ぼくじしん(当たり前ですが)ほしいものしかほしくないので、たとえばお店でなにかを買ってオマケがあったらだいたいは断るようにしています。ランチと食べにいっても、この時間は食後にアイスコーヒーをサービスしてますといわれても、ぼくはコーヒー飲まない人なので、せっかくですが、とお断りします。それがどんなにいいものでも、例えば高いものでも、名前のあるもの(ブランド)でも使用(消費)しないものは無価値ですからね。

じぶんに対してはそれをわかっているのに、どうにもね、相手には「よかれ」と思ってしまうんだなぁ。もっとプレゼント上手な生き方をしたいなぁと思います。いいプレゼントと選ぶのではなく、相手がいま一番ほしい(うれしい)ものを、きちんと見れるような目になりたいなぁと思います。

それが結局、じぶんにも、相手にも、エコなんじゃないかと思うのです。そしてその意識があると、ハグや笑顔や、ただただ「ありがとう」ということばを求められているときに、変なモノとかじゃなく、素直にそれがすっと出せるようになるような気がします。

イデトモタカ