ESSAY

2011-11-10

目標の価値。

「目標はね、達成するためにあるんじゃないんだよ。」

そんなとんでもないことを、きのう、名古屋の尊敬する経営者の方がぼくに教えてくれました。

「そりゃさ、達成するにこしたことはないけどね、ほんとに重要なのは、そこじゃないんだよね。」

ぽけーっと聞いてるぼくに、その社長はことばをつづけます。

「『目標』を掲げることによって得られる、いちばん重要なものは、『変化』なんだよ。なにか目標を立てるとするよね。例えば、『英語が話せるようになりたい』って思うとするよね。そうしたら、きっと、きみの人生は、生活は、なにかしらの変化をみせるはずなんだ。これまでテレビを観ていた時間に、英語のCDを聴いてみたり、朝30分早く起きて、単語を勉強したりさ。この、目標を掲げる前と掲げた後の『変化』に、もっとも大きな価値があるんだ。だから、なにを変化しなくても達成できちゃうような目標は、それは目標のようで、目標じゃない。仮にその目標を達成したところで、そこに価値はないんだよ。だから、大きな目標をね、立てるといいよ。もう、到底さ、叶いっこないだろうってくらい、大きな大きな、でも、ほんとに達成したい目標をね。すると、どうなる?きみの人生は、確実に『変化』をみせるよね。だとすればさ、結果として、その壮大な目標は、達成されなくても、いいとしようよ。ぜったいに、きみの人生は、その目標を胸に掲げる前の人生よりも、よくなってるはずなんだからさ。」

……なるほど、です。つまり、世の中には「いい目標」と「わるい目標」がある、ということになりそうです。

いい目標とは、じぶんの生活にプラスの変化を与える目標で、わるい目標とは、じぶんの生活になにも変化を与えない目標で。

目標を掲げよう。とびきり大きな、人生が変化するようなね。

そう思いました。さて、あなたは、どうする?

イデトモタカ