ESSAY

2011-12-30

リズムに乗って生きる。

ぼくらは、じぶんとリズムの合う人としかなかなか過すことができません。そのリズムには、いろんなものがあります。もちろん代表的なのは時間だと思います。

乗る電車も最寄駅もおなじでも、生活時間帯がちがったら、たった一度だって出会うことは叶いません。あるいは電話でも、ぼくの都合のいい時間に相手は仕事をしていて、相手の都合のいい時間にぼくが寝ていたら、それもやっぱり叶うことはありません。

他にもたとえば、歩く速さがちがっても、話す速さがちがっても、お互いに疲れちゃうので、あまり一緒には過さないかもしれないです。そうしてぼくらは、じぶんとリズムの合う人たちと自然に付き合うようになってきます。暮らすようになってきます。

けれどもこのリズムというものは、必ずしも絶対にして揺るぎないもの、というわけではなくて、相手に合わせること、意識してリズムを変化させることもあるものです。

たまたまいつもと違ったリズムで動いたときに、ステキな人に出会っちゃって、その人と過したいがために、おなじ時間を生きたいがために、じぶんのリズムをどんどこ変えてみる。そういうことも、人はします。

そうすると、とたんにこれまでのリズムで会っていた人たちと、会わなくなっちゃったりします。そして、あたらしいリズムの、あたらしい人たちとの生活が始まります。それはひとつ、ぼくは現状を打開する、ヒントなのではないかとも思うのです。

もし、いま、じぶんの生活や人生やなにかしらを変化させたいなぁ、このままじゃダメだなぁと思っていたとするならば、ぼくはリズムを変えてみるというのも、一案として、おもしろいのではなかろうかと感じます。それでよくならなかったり、思った感じとちがったら、また元のリズムに戻せばいいだけだしね。

イデトモタカ