ESSAY

2012-09-26

満足しているくらいでは。

"満足しているくらいではダメ、震えるくらい感動したお客様だけがあちこちにいっぱい紹介してくれる。"

少しニュアンスは違ったかもしれないですが、あるクチコミに関する本に、そう書かれていました。たしかに、なるほど、と思うと同時に、これがウォルト・ディズニーのことばなのだと知って、あらためて深く納得いたしました。彼は、やってのけましたもんね。

ブログやホームページをされてる方、あるいはお店や事業をされてる方、つまり「じぶん」や「じぶんのすること」、「じぶんのつくったもの」を生業とされてる方は、特に「クチコミ」というものについて、関心があると思います。クチコミが起きないのは、広がらないのは、満足されてないからではないか、なんて思われてるんじゃないかと思います。

ぼくも、そういうことを考えたりしてました。けれど、先のウォルト・ディズニーのことばを聞いて、まぁずいぶんと納得しました。「震えるくらい感動する」レベルじゃないと、積極的に他の人にいうなんてこと、ないですもんね。

他のみなさんにしても、クチコミが起きないからといって、期待外れだったとか、満足されてないとか、そういうことではないんだぞ、と、いってみたいと思います。きっと期待どおりかそれ以上だと思いますし、充分に満足していただいてるのでしょうけれど、「震えるほど感動する」には至ってない、ただ、それだけのことなのだ、ということです。

フェイスブックやツイッターというものがあるお陰で、ずいぶんとクチコミの敷居は下がりましたが、それにしても、やっぱりそう簡単に、人にじぶんから広めるものはそうありません。じぶん自身を省みても、ぜひともこれはすすめたい、なんてもの、滅多にないですからねぇ。

じぶんの大好きなことをするだけでは、食べていくのは大変かもしれないですが、じぶんの大好きなことをすることで、だれかを震えるくらい感動させられるなら、それは、やっていけるんでしょうね。そういうのって、いいね。

どんな職業であれ、職種であれ、そこを目指すってのは、ぼくはかっこいいと思うんだなぁ。

イデトモタカ