ESSAY

2012-10-02

パワフルな人生。

挑戦することと、持続的になにかをすること、このふたつを常にこころがけて生きたなら、どれだけパワフルな人生になるかと思います。わかっちゃいるんですけどね、これがどうしてなかなかむつかしい。

その理由をあれやこれやと考えてみると、まず思い浮かぶのは、「現状にさして切迫した不満も危機もない」ということになりそうです。

新しいことに挑戦する。じぶんの限界を超えるようなことに挑む。あるいは毎日おなじことを根気よくつづける。これだけは絶対にやるのだと継続する。そういうことをする理由、しなければならない理由なんて、たいていは「ない」ですからね。そういうことをしなくても、不自由なく充分にたのしく生きられます。

ただ、挑戦することと、持続的になにかをするということを積極的にやっていたならば、いろいろな人生の扉が開くぜ、というね、「だけ」のことなのです。けれどこの「だけ」こそが、実は人生の醍醐味でもあるわけでして、この「おもしろさ」を抜きに生きるもの、いってしまえばもったいないと思っています。

これまで生きてきた結論として、「好きなこと」や「たのしいこと」しかつづきません。そしてその先に、もっと「好きになれそうなこと」や、もっと「たのしくなりそうなこと」があるときしか、挑戦なんてできません。だからぼくは、もしそういうものが「ない」のであれば、それは「ない」生きかたをすればいいと思います。別にそういったものが「ある」ことがとりわけ「いいこと」ではないですからね。ただ、ラッキーでハッピーなことだとは思いますけれどさ。

けれど仮に、いまは「ない」けれど、「ある」の方がいいなぁと思われるのであれば、そういったものを探すということをつづけ、その過程でいろいろなことに挑戦されるのがいいんじゃないかという気がします。

だれかのためとか、人のためとか、そういうのは後からでもいいわけでして、まずはじぶんのハッピーを追求することが、なににも増して重要なんだと思うのです。いつも明るくごきげんで、うれしそうに、たのしそうに生きている。それで十二分に社会貢献なのではないかしらん。

イデトモタカ