ESSAY

2013-11-04

繰り返す失敗に潜むもの。

人はなぜ同じ失敗を繰り返すのか。ぼくはよく同じ失敗をします。じぶんでもバカじゃないかと思うのですが、でもよくやってしまいます。それはどうしてなのだろうかとあらためて考えてみた結果、二つの怪しい要素が見つかりました。

一つ目は「優れている幻想」です。今度は違う、オレは違う、そう思っていることが、そもそもの原因です。以前に失敗したことなのに、あるいはみんなが失敗することなのに、今度は違う、オレは違うと、じぶんに対して優れている幻想を抱き、同じ行動をして違う結果を求めることで、やっぱり失敗してしまうのでした。

自己有能感とでもいうのかしらん。自信があることは悪いことではないですが、根拠がないのに「できる」と思うのことは、それも以前に失敗して、みんなが失敗しているのに、じぶんだけは違うと盲目的に思うことは、いいことだとはいえません。

本人としては、いやいや、違うのだ、前回と今回では「気持ち(心持ち)」は違うのさ、といったところで、実際には前もその前も、そう思っていたはずですから、つまり気持ちも変わってないものです。

もう一つの怪しい要素とは、現実に対する見積りが甘いということです。それは「事実を尊重していない」ともいえそうです。こうすると、こうなる。こうなると、ああなる。科学的であろうがなかろうが、そういう自動的なプログラミングというのか、習慣というのか、事実をそれぞれ持っています。それはやはり、尊重した方がいいと思います。変える努力も宜しいですが、まずはその事実を尊重することが先なのだと思われるのです。それを無視するから、同じ失敗をするわけでね。

ということで、結論としましては、「今回は違う、オレは違う」という気持ちは、なんの根拠にもならないぜ、と。違う結果を望むのなら「気持ち以外の部分」で違うもの、行動を取り入れなければ失敗必至です。

そして「じぶんの事実集めをしよう」と。事実をたくさん集めて、それを尊重し、そしてそこから事実を元に原則をつくりましょうです。そうやって、失敗を繰り返さないというよりかは、じぶんの成功する型をしっかり見つけることで、結果として失敗する機会を減らすのがよさそうです。またわかったことがあったらご報告いたします。

イデトモタカ