ESSAY

2014-02-18

当たり前のことを書く。

好きな人は近くに住んでいるとは限らず、嫌いな人は遠くに住んでいるとも限らず、好きな人が遠くに住んでいることも、嫌いな人が近くに住んでいることもある。

いや、なんてことはないんだ。ただの事実を書いただけだ。それゆえに「だからどうした」と思うかもしれない。「それがなんだ」と欠伸するかもしれない。でも、もしかしたら1人くらいは、「ほんとだ、そうだ」と、好きな人の近くに住もうと決意する人もあるかもしれない。嫌いな人の遠くに住もうと決意する人もあるかもしれない。

できれば、嫌いな人のことは放っておいて、好きな人の近くに、もっと近くに住めるにはどうすればいいかと真剣に考える人が、具体的に実行しようとたのしい計画を練る人があればいいなと思うのだ。そしてそれが、あなたであればいいなと思うのだ。

だからぼくは書く、当たり前のことを。99人が「そんなの知ってる、何度も聞いたよ」と思っても、もしかしたら1人くらいは「それ、できてなかった!」と、「聞いたことあるけど、できてなかった!」と思い、「そうだ、やろう」と考えれば、動けばいいなと思うのだ。そしてそれが、あなたであればいいなと思うのだ。

人生は一度きりだ。あっという間に終わってしまう。短い短い旅なのだ。だからこそ、嫌いな人でなく、好きな人と一緒にいよう。できるだけ多くの時間を、大好きな人と過せるように人生を考えよう。苦手な人、嫌いな人と、どうすれば仲良くなれるのか、彼らを好きになれるのかと考える暇があったなら、ちゃっちゃと好きな人に会いに行こう。ぼくはそれでいいと思ってる。

この文章を読んだ何万人という人のうちの1人でも、好きな人と過す時間について、考える人、選択を変える人がいればいいなと思うのだ。そしてそれが、あなたであればいいなと思うのだ。

イデトモタカ