ESSAY

2015-07-16

おせっかい。

赤ちゃんのときはきっと「なんでもできる」って思ってます。

それがそのうち「あれはできない」「これはできない」「じぶんには無理」と思うようになってくるのだとしたら、それは大人になったからではなく、理性を手に入れたからではなく、ただただ人生のどこかでじぶんじゃない誰かに「あなたにはできない」と言われたからです。

ご親切に「あなたにはできない」と教えて(決めつけて)くれたからです。

そうでなければ「なんでもできる」と思っているはずです。なにせ、生まれてきたときには、頭には「できる」しかないのですから。

赤ちゃんが「じぶんには無理」となんでもかんでも思い込んでいたら、まず立つことだってできないでしょう。いっぱい失敗しますから、立つまでに。

それでも立って、歩けるようになって、走れるようになって、自転車にも乗れて、泳げるようになって、といろいろできるのは「できない」より「できる」が光っているからです。

立つのも歩くのも自転車に乗るのも、途中でいっぱい失敗しますけれども、それでもできるようになるのは「できない」とおもっていないからです。

じゃあやっぱり、いつ「できない」とか「じぶんには無理」と思うようになるのかといえば、他の人にそう教えられる(決められる)からだということになります。

まったく迷惑な話です。では、どうしましょうということですが、今度は他の誰でもないじぶんがじぶんに対して、「できる」「大丈夫」と教えて(決めて)あげることなのではないかと思います。

そういえば眠る前に毎晩必ず根拠もなく「ぼくはできる」と唱える習慣があって、いますごい人になってる人を知っております。

そういうの、もっと流行ればいいなあと思います。

イデトモタカ