ESSAY

2015-07-22

好き好きビーム。

人のこころは、わかりません。相手の気もちは、知ることができません。まして、コントロールするなんてあきらめたほうがいいです。

相手を意のままに操れる、恐いほどコントロールできるといった心理学や本などがありますけれど、そういう考えは基本的に無視して生きるのがぼくはいいと思っております。あまりそういったものに囚われて生活しないほうがいいぜと。

そして、だからこその、人間関係における極意があります。それは「好きだとわかってもらう」ことです、

好きにさせることは困難です。好きになってくれといって、いいですよと好きになってもらえるものではありません。また、相手がじぶんのことを好きかどうかは、どれだけ考えてもわかるものではありません。本心ではどう思っているかなんて、闇のなかです。

でもそれは、相手にとっても同じこと。相手も、あなたがどう思っているのか知りません。興味がないかもしれませんけれど、それだってわかったものじゃないのです。

そうすると、こちらのできる一番の打ち手は「好きだとわかってもらうこと」です。明らかな好意。それだけで人間関係は大きく変わります。

誰がなにを思っているかわからない世界で、この人は明らかにじぶんに好意がある、じぶんのことを好いてくれていると「わかる」のは、とても貴重でどうしたって意識するものです。

好きだとわかってもらう、それだけですべてが解決されるわけではありません。すべてがうまくいくわけでもありません。でも他のどんな方法よりも、相手との関係の「いいスタート」を切れるのは疑いようのないことです。

ぼくの師匠も、「この人だって思ったら、目から終始、好き好きビームを出すのだ!」って言ってましたっけね。

相手に好きになってもらうこと。それは、相手に好きだとわかってもらったあとに、待ってたり待ってなかったりするものです。

イデトモタカ