ESSAY

2015-10-05

地球を食べる。

気がついたら深呼吸をする、という生活をつづけています。朝起きたとき、仕事の合間、夜眠る前、もともと健康体ではありましたから、それでどうだと問われましても、なかなか気持ちがいいよくらいにしか答えることはできないのですが、それでもやっぱり、いいぞ、と思うのです。

一つ、これは深呼吸の成果かしらんと実感することが起きました。先日ある人に、むっとすることを言われたのです。これまでのぼくだったなら、確実に、それはもう確実に不機嫌です。なんだよと、露骨にヘソを曲げてしまいます。けれどそのときは、ああそうかいと、特別感情がたかぶることなく終わりました。これにはじぶんが一番びっくりです。

深呼吸のおかげかどうかはわかりませんが、ぼくはじぶんでも驚くほどに、最近どうやら機嫌がいいみたいです。じぶんの機嫌がいい、ということは、ぼくの生きる世界がご機嫌だということです。ぼくの生きる世界は、ぼくの感じる世界ですから、ぼくのいい気分なら、ぼくの世界もいい気分です。つまり、ぼくの人生はいまいい調子です。

鬱病のかたや、落ち込み癖のある人は、十中八九、呼吸が浅いのだそうです。肺にとりいれる酸素が少ないのだと。それは言い換えたなら、じぶんに取り入れる地球が少ないということではないかしらん。

むちゃくちゃな説に聞こえるかもしれませんが、じぶんに取り入れる地球(酸素)がおおいほど、じぶんと世界は一体化していって、じぶんの世界はご機嫌になっていく。けっこう本気で、そう感じておりますのん。

ちなみにですが、ぼくのしている深呼吸のやり方は、こちらの動画でレクチャーします……というのは嘘です。恥ずかしいので書きます。

基本は腹式呼吸です。吸ったときにお腹がふくらんで、吐いたときに凹むやつ。ポイントは1:4:2のカウントでするだけです。まず1拍で吸う、吸ったら4拍止めて、2拍かけて吐く。それだけです。1拍の長さはそれぞれでしょうが、できる範囲で長くしていけるといいようです。

地球をいっぱい吸い込みましょう。ぼくらを癒やしてくれるのは、やっぱり地球です。

イデトモタカ