ESSAY

2016-09-02

ゴムのアヒルちゃん法。

ある大学の計算機センターには、こんな方針があるそうです。

プログラムのバグ発見して修正する作業に悩んでいる学生は、部屋の隅に置かれたテディベアのぬいぐるみに向かって、最初に説明をしなければいけません。

けれどすばらしいことに、問題を声に出して説明するだけで、学生はほとんど解決策を見つけ出すそうです。この方法は「ラバーダッキング」とも呼ばれていると知りました。ラバーダッキングを直訳すれば、「ゴムのアヒルちゃん法」でしょうかね。

ゴムのアヒルちゃんでも、テディベアでも、あなたのお気に入りの人形やぬいぐるみでも、なんでもいいですから、困ったときや、頭のなかが整理できていないときには、相手がわかるように説明してみると、実際とてもすっきりします。

ぼくはなにかに話しかけることはほとんどありませんでしたが、紙とペンでもって、似たようなことはよくよくやっていることに気がつきました。悩んでいるときや、こんがらがっているときは、そもそも、じぶんがなにをどうしたいのかから、こんがらがっているものです。

そういうときはぜひね、ゴムのアヒルちゃんに、話を聞いていただきましょう。ずいぶんとクリアになりますから。

馬鹿にされるような方法にも、すごいものがある。

イデトモタカ