ESSAY

2017-10-07

家内安全。

とてもいい方法を聞きました。大切な人たちを大切にする方法です。

まず、大切な人を大切な順に、3人から5人ほど名前をあげます。そしてそれぞれの人に対して、してあげたいことを書いていきます。ぜんぶの合計で7つか8つくらいが、ちょうどいい具合に思います。

期限をつけているとなおいいでしょう。3ヶ月から半年、長くても1年くらいがいいかもしれません。

例えば1番めに書いたのが恋人や旦那さん、奥さんなら、レストランでおいしい食事をするだとか、世界遺産めぐりをするだとか、なになにをプレゼントするだとか。次が母親なら、どうこうしてあげるとか、父親にはどうこうしてあげたいとか。友だちの誰それには、そうだ、こんなことをすると喜んでくれるだろうとか。

書いたら、それを知っているのは世界でじぶんだけなのですが、どういうわけか、ちょっとした責任感がでます。やろうという気になるものです。ポイントは、じぶんがしたいからするのであって、相手になにか期待をしないということです。もちろん喜んでもらえたら嬉しいですが、最悪感謝のことばもなにもなくても、まあいいやという気もちでやることです。

そうすると、人生がうまく周ります。じぶんの一番身近な人たちを気にかけ、一番大切な人たちに大切にしていることが伝わったなら、人生の地盤といいますか、土台がうんとしっかりします。少々無茶をしたって、奈落には落ちません。あるいは歯車に油をさすようなもので、ぎしぎしと軋んでトラブルになることもありません。

ぼくもさっそくやってみました。大事な人の顔を4、5人浮かべて、どういうことができるか書き出しました。できることはもうやってみました。だからどうだということでもないのですが、やっぱりとてもいいものです。ぼくの人生はぼくの人生ですが、大切な存在を大切にするほど、より丁寧に生きられるように思われるのです。

イデトモタカ