ESSAY

2017-11-06

午前4時の2人。

今日をできるだけ延長するか。早く明日にしてしまうか。言ってしまえばそういうことです。ぼく(ら)が結論を出さなければならない問題というのは。

夜更かしするのは、そもそも起きるのが遅かったから、という面ももちろんあるわけですが、本質的には「今日をできるだけ延長したい」と感じているからだと思います。まだやることがあるから、したいことがあるから、理由はさまざまでしょうけれど、共通するのは「まだ(今日を)終わらせたくない」ということです。

ぼくらのなかでは、午前0時、日付が変わったら「明日」というのは、誕生日や元旦、なにかの記念日のときだけで、日常的には「朝起きて夜眠るまで」が「今日」なのではないかと思います。

そうすると、夜眠るのをだらだら延長するのは、つまり「今日」を終わらせたくないわけです。しかしそれは、時間を「明日」から前借り(借金)していることにもなります。

午前4時。これから眠るという人と、これから起きるという人とがばったり洗面所で会ったなら、片方は「昨日の人」で、片方は「明日の人」です。

ぼくはなかなか「明日の人」側にはなれないですが、できる限り明日から時間を前借りせずに、明日を早く始める人になりたいです。

「休むことも仕事」なのだと決めるには、仕事中に休んでばかりいないことなのでしょうかね。

イデトモタカ