ESSAY

2018-01-06

のんびりん。

「むずかしい」ことがあったとき、少し前まではパニックになっていました。もともとそんなに頭がよくないので、それが「むずかしい」のか、どうあがいても「できない」のか、それともぼくがなにかちょっと「勘違いしているだけ」なのか、わからずまるごと「むずかしい」ということばで片付けてしまっていました。

ぼくも最近「むずかしい」ことにチャレンジしています。絡まりまくったほそーい糸をほどいているような気分です。これほんとにまっすぐになるのかしらん、なんて絶望的に不安になったりもします。ですが「不可能」ではないはずです。ただ「むずかしい」だけです。

「むずかしい」ということばを、レベルの高さだと捉えてしまうと(無論そういう側面もあるのですが)、途端に暗い気持ちになってきます。ところが、「むずかしい」というのは、ただ単純に「時間がかかる」ということに脳内変換すれば、ずいぶんと気楽になります。

時間がかかるのか。そうか、だったらまあ、気長にやっていくかと肩の力が抜けていきます。たいていの「むずかしい」ことは、「不可能」なことではありません。「不可能」なことを人は「むずかしい」と言いません。

「むずかしい」ことはできることです。ただ「時間がかかること」です。それなら、一日一時間だとか三十分だとか、それくらいの気持ちで時間をかけてやっていけばいいとわかります。人生がそういうスタンスにかわります。

挑戦するときは「むずかしい」ことだらけです。でも、幸いにも「できない」ことではありません。時間をかけていきませう。じっくりといきませう。なに、ちょっと時間がかかったって、いいじゃあないですか。

イデトモタカ