ESSAY

2018-06-25

相手の利用。

相手のためという言い訳がある。困るだろうから、迷惑かもしれない、眠っているかも、取り込み中かも。そうやって思いを巡らせて、相手のためだと言ってやめてしまう。やらない。それはじぶんのなかでは正当なことかもしれないけれど、結局なにも伝わりはしないのだ。その親切心は、自己満足でしかなくて。

「親切をアピールしよう」というわけじゃない。無論じぶんの優しさや思いやりをプレゼンテーションするべきだとも思ってない。でも見えないことは相手には判断できないのもまた事実なのだ。見えていることだけでしか、考えることは互いにできない。残りは妄想とそう変わらない。

相手のためといいながら、都合よく相手を使っていることもある。相手のためと思いながら、その実じぶんの望む方向に結論を持っていくこともある。

そんな相手のことなら、いっそ考えないほうがいいのではないか。

あなたが好きなようにすればいい。迷惑かどうかは相手が決める。あなたが思うように振る舞えばいい。気に食わなければきっと伝えられる。

相手のことを思って制御するくらいなら、無視して馬鹿なふりをして、じぶんをそのままやればいい。

イデトモタカ