ESSAY

2019-09-09

なんにもないようこそ。

お久しぶりです、お元気でしたか。
今日からまた「カシミア広場。」を再開します。毎晩22時ぴったりの更新というわけにはいかなくなってしまったので、夜くらいにお越しください。待ち合わせの時間まで本を読むように、小さなことばを書いて、あなたが来るのを待っています。

書いていない間にも、いろいろなことを考えて、いろいろな考えに出合いました。今日はそのなかでも、仕事についてのお話をします。

あなたの仕事はなんですか。なぜ、仕事をするのでしょうか。
そう訊かれたら、多くの人は「わたしの仕事はこれこれで、仕事をするのは食べていくためです」といった答えを口にするでしょう。家族を養うためだとか、生きるためだとか。

でもある人が言いました。「お金を得る必要はある。でもそれは、仕事である必要はない。」ぼくはこの考えがいたく気に入りました。

仕事とは、読んで字の如く「なにか(事)に仕える」ことを言います。それは言い換えれば機能です。世の中に、どういう機能(役割)として参加(貢献)するのか(したいのか)。それが仕事です。そして必ずしも、それはお金を得る(主の)手段でなくてもいいわけです。

お金を得る手段と、仕事。これを切り分けてみる。それは「あり」なんじゃないかと思います。ぼくは幸いにして、仕事もお金を得る手段も「書くこと」です。でもそこには小さな差はあります。ぼくが本当に仕事としてやりたいこと。それはここで、こうやって、あなたに向けて書くことです。ここに、お金は生まれなくても満足で。

お互い、もうちょっと、生きるのが上手になれるといいですね。誇りを持って仕事をして、きちんとお金を得る手段も持っている。両輪がうまく回るとスイスイです。さてさて、あなたの仕事はなんですか。

イデトモタカ