ESSAY

2009-05-12

10の成功:90の失敗。

あるアメリカでの調査では、今年新しく登記(設立)された会社のうち、なんと90%は2年以内に倒産するか、潰れてしまうんだそうです。

つまり、生存率10%。

けれどそれも2年以内の話なわけで、3年目、5年目となってくると、生き残った10%の中でまたどんどん潰れてなくなって……。

この数字、あなたならどう受け容れますか?

同じくアメリカのラジオ番組で、ある地元の大富豪がゲストに呼ばれ、リスナーからこんな質問をされました。

「どうすれば、あなたのようなお金持ちになれますか?」

質問を受けた大富豪は、すかさず「今すぐ事業を興しなさい」と答えました。その答えを聞いたラジオDJは怒って、先に書いた会社の生存率に関する事実を大富豪に告げました。

成功する人は10% 失敗する人は90%

そして、「あなたは無責任だ!90%の人は失敗するのに!よくそんなに簡単に言えたもんだ!!」と、彼を罵り(ののしり)ました。

ラジオDJの言っていることは正論でした。統計では、確かに90%の人(会社)は「失敗」します。しかし、大富豪の彼はこう言いました。

「だから、あなたたちは成功できない。」

場に沈黙が訪れ、彼の次の言葉を待ちます。

「確かに、統計では9割の確率で失敗するとある。あなたは、それを10人が挑戦したら9人は失敗すると考えた。しかし、わたしは違う。10回挑戦すれば、1回は成功すると考えた。そして、本当に9回失敗したあと、10回目で成功し、わたしは富豪になった。そう考えると、何も難しくはないだろう?」

だから、今すぐ挑戦して、早めに9回失敗した方がいい、と。

ぼくらにはきっと、変なプライドがあるんですよね。なにかをするときには、必ず一回で成功しないといけない!って。でも、そうじゃないですよね。最終的に、成功すればいいだけです。

それまではただ、ただただ、修正を繰り返せばいいだけなのです。そう思ったら、失敗も、心配も、なにもないね。

イデトモタカ