ESSAY

2009-06-11

なにが君のしあわせ?

なんのために 生まれて
なにをして 生きるのか
こたえられないなんて
そんなのは いやだ!

なにが君の しあわせ
なにをして よろこぶ
わからないまま おわる
そんなのは いやだ!

(アンパンマンのマーチ)

とてもお世話になっている方のお子さんが、もう1歳半になりました。ある夕食の席で奥さんが子育てについて、「まだ喃語(なんご)しか話せないけど、もっと色々なことばがわかってきたら、どんな絵本やお話をしてあげようか、いまから本当にたのしみなの」と、おっしゃいました。そして、「わたしもこの子と一緒に、もう一回勉強していきたいの」と。

子どものころ、何気なく読んでいた絵本や、マンガ。それをこの歳になって読み返してみると、とても感慨深い発見があったりするものです。

ぼくはそれほどアンパンマンっ子ではありませんでしたが、なんの疑問も持たず、ただうたっていたあのテーマソング。それも、いま再び口ずさめば、込められたメッセージの深さに、ただ驚くばかりです。

純粋に、ああ、いいな。
そうだよなぁ。

と思ったので、載せてみました。ご存知の方がほとんどだとは思うのですけれど、今一度、この歌詞を噛みしめてみていただけたらな、と思います。

不思議とね、いろんなことを考えさせられてしまいます。ぼくは十数年経ったいま、またこのうたが、とても好きになりました。

そしてこの文章を書きながら、ぼくの「しあわせ」はやっぱり「書くこと」なんだなぁと思うのでした。

じぶんのしあわせを見つける。
じぶんのよろこびを見つける。

それが子どもの仕事なのかもしれないです。

イデトモタカ