ESSAY

2009-10-22

花言葉は絶対無理。

それは無理でしょう。そんなのは不可能だ、ということばを英語では「Blue Rose」というそうです。つまり、青いバラというのは、これまで不可能の代名詞なのでした。

けれど今朝(2009年10月22日)、新聞で、発売が開始になると読みました。もちろん、見事な青いバラの写真と一緒に。人類の長年の夢は、一つひとつ、叶っていますね。開発者のみなさん、お疲れさまです。いやはや、ほんと、見事です。

有り得ない……ということばが、こうなるともはや「時代遅れ」なんじゃない? と、そう思います。

「できないかもしれない」と「できるかもしれない」の確率は、どちらも50%でまったくおなじです。でも、その意味はどう思うかで全然違います。

空を飛んだ人も、月にいった人も、青いバラをつくった人も、みんな「できるかもしれない」と思った人たちだったのでしょう。

「有り得ない」の時代は終わり、「できるかもしれない」の時代が本格的にやってきました。これにはもう、うんと、元気が出ます。ぼくも、じぶんのなかの夢、つまり有り得ないに別れを告げようと思います。これからは彼らを、できるかもしれない、と、そう呼ぼうと思います。そんなことを想わせる、うれしいニュースでした。

ちなみにですが、これまで不可能の代名詞だった青いバラ。その花言葉には「奇跡」が加わったそうです。

イデトモタカ