ESSAY

2011-04-28

成すべきことがある人へ。

成すべきことがある人へ。人がなにかを成そうとするときに、対峙しなければならない相手というが「孤独」ではないかと思うのです。だれだって、ひとりは寂しいです。それをまぎらわすように本を読んでみたり、音楽を聴いてみたり、踊ってみたり、笑ってみたり、映画の世界にひたってみたり、また笑ってみたり、そんなことをします。

成すべきことがある人へ。人がなにかを成そうとするときに、なにかを成すために費やされる時間というのは、それは決まって「孤独な時間」のはずなのです。静寂の中で、あたらしい未来は創造されると思うのです。そのときに、ひとり「孤独」に向っていけるかどうか。逃げずに、向きあっていられるかどうか。ここで、じぶんの、ひいてはじぶんの夢に対しての、真摯さが問われるのではないかと思います。だれだって、ひとりは寂しいものですからね。

ともだちとたのしくご飯を食べにいくのはいいことです。こころをやわらかくしてくれる仲間と過して、またあしたからがんばろうとエネルギーを充電して。でも、3軒も行く必要はないと思うのです。ともだちとたのしく電話をするのはいいことです。こころをやわらかくしてくれる仲間と話して、またあしたからがんばろうとエネルギーを充電して。でも、1時間もしゃべる必要はないと思うのです。それらはみな、あなたの孤独を満たすチャンスなだけで。そのチャンスを放棄することでしか、なにかを成すための時間をつくることはできないと思います。

成すべきことがある人へ。そこいらにある、孤独な時間をうめるチャンスを見逃すことが、成すべきことを成すために、払う対価ではないかしらん。

イデトモタカ