サヨナラと、エッセイだけが、人生だ。

  1. おやゆび便り

昭和の名コピー

世の中はなんとなく「週休二日」で、
そうじゃないと黒色ではないかと
言われてしまいます。
就職する人にしても、週休二日かどうかが
とても気になるところな様子です。

この「週休二日」というものは、
もちろん自然発生的にできたものではなく、
人工的に生み出されたものです。
つまり、桜や珊瑚のようなものではなく、
テレビや時計のようなものです。

では、そのゼロ度はどこかのか。
歴史のある地点までは「それ」がなく、
歴史のある地点からは「それ」がある。
そんなゼロ地点が存在するわけであります。

ゼロ地点はわからないもの、
諸説あるもののほうが多いのですが
(たとえば竜田揚げとか)、
「週休二日」については日本では
この人が言い出したという記録が
きちんとあるみたいです。
そしてその人は松下幸之助さんだそうで。

これまで週6日働いて1日休んでいた。
それを週5日に減らす。
大丈夫かいな、です。
松下幸之助さんは「大丈夫ではない」
ということはわかっていたようで、
休みを2日に増やすわけではないよ、
と言っていたみたいです。
ではなんと言ったのか。

「一日休養一日教養」

つまり1日はこれまでどおり休みだけれど、
もう1日は休みではなくて、
学ぶ日なのである、じぶんを高めるために
使う時間なのである、と。
そうすれば、これまでに6日かかっていた
仕事を5日でできる知恵がつくし、
それが人間を押すことになります。

でもそういうことはたぶん忘れられて、
ただの「週休二日」が制度として
残っているだけになっているようです。
ぼくは最近仲間と一日休養一日教養を
実践すべく土曜に勉強会をしています。

ラフな格好で気の合う相手と
ああでもないこうでもないと、
これからの時代に必要な知識や技術を
せっせとつけていく時間なのですが、
まあこれが楽しいのでやっぱり自発的な
勉強というのは遊びの延長で、
それが結果としてふだんの仕事を変えたり
速めたりするのであれば、
進んで一日は教養にあててやろうと
あらためて思ったのでした。

一日休養一日教養。
いいコピーじゃあないですかね。
ぼくはいいんじゃないかと思いますぞい。

では、また書きます。

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