サヨナラと、エッセイだけが、人生だ。

  1. おやゆび便り

愛が足りない

じぶんを愛してくれないことに、
もっと愛してくれないことに、
不満を抱くようならそれは
「愛が足りない」のではないかと思います。
相手のではなくあなたの愛が。

じぶんに時間をつかってくれないと、
もっと時間をつかってほしいと、
現状に満足していないならそれは
「愛が足りない」のではないかと感じます。
相手のではなくあなたの愛が。

愛というのは無条件でしょう。
まさか条件付きではないでしょう。
そしてなにより「相手の幸せを願う」
ということではないかと思うのです。
じぶんの幸せと切り離して。

じぶんの幸せを願うことは、
じぶんの幸せを追求することは、
なにもわるいことではないし、
もちろん責められることでもありません。

でも、愛する人の幸せを願うことに、
じぶんの幸せを掛け合わせてしまうと、
途端にわるくなってしまいます。
うつくしくなくなってしまいます。

あなたはあなたの幸せを追求してください。
もし愛する人がいるというのなら、
その人の幸せを願ってあげてください。
ただ混ぜるのはいただけません。

あなたの幸せの構成要素に、
愛するあの人が含まれている場合も
きっとあるでしょう。
でもそれとは別に、愛するあの人の幸せを、
ただそのものとして願うということが
できないのであればぼくは
「愛が足りない」と思えてしまいます。

じぶんの幸せのなかに相手の存在が
(ただ)入っているだけではないかと。
愛に見せかけた愛ではないもの。
足りないどころか違うもの。
けっきょくじぶんの幸せに関することに、
「愛」を利用しているだけではないかと。

ぼくは無理を言っているって。
たしかにそうかもしれません。
だから人気があるのでしょう「愛」は。
需要に対して供給が、
あまりにも少ないものだから。

では、また書きます。

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