サヨナラと、エッセイだけが、人生だ。

  1. おやゆび便り

ほどけて

ゲームをしているとき、
ぼくはゆっくりと溶けている。
溶けだすと慣性の法則がはたらいて
溶けつづけるのをとめられなくなる。
気もちはいいのだと思う。
時間も一緒に溶けていく。

仕事をしているとき、
ぼくはゆっくりと固くなっていく。
「やらなければいけない」と
思えば思うほど、
ぼくはどんどん固くなっていく。
いずれ固くなりすぎて
なにも感じなくなっていく。

文章を書いているとき、
ぼくはゆっくりとほどけていく。
いくつもの結び目が、
やらわかくほどけていく。
ほどけた部分は弱くなっているけれど、
いずれ元どおりに癒やされていく。

ゲームがわるいのではない。
仕事がわるいのではない。
文章を書くのがいいのでもない。

それぞれに、それぞれの、
溶けていくものが、
固くなるものが、
ほどけていくものがきっとあるのだ。

溶けてなくなるのがいいとはいえない。
固まってなにも感じなくなるのが
いいともいえない。
ただ癒やしは必要だと思う。

やわらかくほどけていきますように。

では、また書きます。

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