サヨナラと、エッセイだけが、人生だ。

  1. おやゆび便り

過多の病

久しぶりに体調を崩してしまった。
洟がでて熱っぽい。
風邪といってしまえばそれまでだけれど、
どうも「弱っている」ように感じられた。
原因はいくつも思い浮かぶ。
生活が立っていないのだ。

勘違いしてもらうと厄介なのは、
生計が立っていないわけじゃないのだ。
食べていく分には今のところ問題はない。
そうではなくて、生活そのものの
足腰がへばっていてふらついている。
それが今回、当然のように
転んでしまったという具合だ。

自律神経を失調しているせいで、
明け方まで眠れず朝になる。
それがまたストレスになって、
夕方近くまで寝込んでしまう。
起きた時間にまたストレスを感じて……
ということを繰り返しているうちに、
どうにも休んでいるのに休めていない、
というもっとも残念なことになったのだ。
そして転んでしまったのだ。

つまるところどこに問題があるのか、
と考えてをつきつめていくと、
仕事だとか役割だとか責任だとか、
そういったものは表面的で、
おそらくは生活水準だったり、
幻想としての理想の生活だったりが
どうにも邪魔をしているように思われる。

もっと静かに生きればいいのに、
それができないのは、
多すぎる情報量にある気がする。
積極的に情報をとっていく。
好きなものについてならそれでいいけれど、
なんでもかんでもということになると、
病床に臥してしまうのは無理もない。
「過多」が認められるのは、
シャンパンのストックくらいなものだ。

受け取る情報を減らしていく。
そこには勇気がいる。
つまらない人生になるのではないか、
という恐怖に勝たねばならない。
もっと本質的な部分に迫れば、
じぶんの頭を使って「考える」時間から
逃げられないという覚悟がいる。
人は「考える」ということを避けるためなら
なんだってする生きものだ。
さて眠らなければ。

では、また書きます。

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